決算で赤字を計上して、アップルと対比されながら、ソニーの落ち目ぶりを本は書きまくっています。ウォークマン、CD,バイオなどは、いまのアップルがしていることと同じにみえます。多少高くても、便利で欲しくなるものを作っていて、世の中に革命をもたらしたという意味です。インターネットの時代になったときに、i podで音楽をいままでCDをパソコンに取り込んで、持ち運ぶという手間をitunesで買ったら、すぐにダウンロードされて、すぐ簡単に聞けますこれは、便利だと思いました。でも、それはソニーの方がさきにやっていたんですよね。でもいまでも覚えていますが、チェックアウトとかいって、ほかのデバイスに音楽を転送制限がかかっていたのを覚えています。それが、とても不便で、walkmanを買ってダウンロードして、つかっていて、それを無くすか?壊すと、音楽を転送できなくなることがありました。つかいにくいと思っていたところに、ipodです。便利でした。そしてipodをどんどん新しいものに換えても、ダウンロードは制限なくできました。便利だなとおもってwalkmanを止めたのを覚えています。そして、電話も、iphoneでスマホというジャンルを作ってしまった。いまはやりのFBなどは、これがなければ、お話にならない。ipadも本を買わなくてもよくしそうな感じです。時代がかわったときには、顧客がどうしたら簡単に便利に使えるかを、考えていたら、ソニーはいまのアップルになったのかもしれません。
産業革命後の革命児がソニーで、IT革命後の革命児がアップルなのでしょうか?ソニーは時価総額でも、低迷におちいっており、ここから、ソニーらしい商品開発をしてもらいたいと思います。本田も新型NSXという一度頓挫した計画をさらにすばらしくして3年後にアキュラでデビューみたいです。そのためには、steve jobsのような志が変わらない独裁者が必要なのかもしれません。アップルもジョブスがいなくなった間は、いまのソニーみたい状態になっていましたから、企業が繁栄するためには、最初の志が大切なのだと思います。
ローマ帝国もそうですが、栄枯盛衰は、運命です。そのなかで、どれだけ、繁栄しつづけるかは、最初の志を完遂することにあると思っています。
5 件のコメント:
ソニーの傲慢気質がハッキリしてきたのはPlayStation辺りからでしょうか。優秀なクリエイター達がAppleや携帯用ソフトウェアに大きく路線変更をしたのも同時期ですね。
電子カルテも、オールレンジでフルカスタム可能なものが出れば、もっと使いやすくなるのではないか、なんて思います。
と、ここまで書いて思ったのは、後にも先にも「顧客の為・使う人の為」という認識を持ったエンジニアの仁が必用なんですよね。
ドラッカーではありませんが、顧客の創造が大切ということですね。顧客のために、つかいやすいものを、楽しいものを作ってあげる。そうしてあげるという気持ちが大切であり、その志を、途中で捨てたのが、よくなったのでしょう。
SCVCも大きくなっても、患者さんの為にという視線をなくしてはいけないと再認識です。
昔からのソニーユーザーとしては、少々寂しい心持ちです。とはいえ、やはり、ご高説のとおりUIにおいて、決定的であったことは否めません。医療業界でも同じことであり、栄枯盛衰は不変のものであると感じます。ただ、未だ、情報の非対称性が大きく本質的意味でのエンドユーザー=患者になっていないとも思います。
人とは難しいものですね。
企業も施設も規模が大きくなりすぎると、最初の意図した方向と異なってしまう事もあります。
札幌ハートセンターは、藤田先生の患者さんのためにと言う思いがずっと変わらずにありますように。
医療におけるサービスは、コアサービスの医療技術、サブサービスのホスタピリティーにわかれます。
両者とも、患者さんのためにやさしく、よい、最高の医療技術を我々は提供できるように努力が必要です。最新鋭の機械が技術の導入がそれにあたります。そして、サブサービスは、患者さんのためにどうしたらいいことができるかを真摯に考えていくことです。
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