虚血性心疾患で、ある時点でバイパスによる治療を受けたします。その後は、症状もしくは心電図などで異常がでるまでは、リスクの管理をするしかありませんでした。
当然ながら、動脈硬化性疾患ですから、治療をしていない部分の病気の進行が想定されますので、動脈硬化の進行のチェックが必要な理由です。
いつも、いいますが、そのための冠動脈CTAなのです。毎年とはいいませんが、数年に一回のCTAで動脈硬化の程度および年次の進行度が把握できます。
医療講演後のせいか、今週は、他の病院でバイパス後に管理されていて、心配だといってこられた方が複数名いました。
バイパスが一部つまったり、そしてバイパスされた血管の先に新たに狭窄があったりと、問題だらけです。腎動脈狭窄もいました。
バイパス後の患者さんは、当然カテーテルも難しく、高度の石灰化があり、治療は難しいそうです。でも、いまはロタとレーザーがあるので、鬼に金棒です。
ある時点で治療を提供したあとに、動脈硬化の予防と早期発見を努めていかないといけません。それは、患者さんにそれを求めるのではなく、医療側から発信する必要があると思っています。
前回の医療講演で入れなかった人のために、8月17日に、2回めの医療講演をします。
毎年、2回大きな医療講演で啓蒙活動をしていきたいと思っています。
3 件のコメント:
いつも、ブログ読ませていただいております。
本文に書いてありました8月17日の医療講演はどちらで行われるのでしょうか?
是非とも参加したいのですが・・・よろしくお願いいたします。
告知は、もうすぐしますが、札幌コンベンションセンターでやります。お盆ですが、そこしか大きな会場が開いていませんでした。今後は、医療相談など含めて、定期企画にします。
医療講演の日程が決まったのですね。
コンベンションセンターなら大きいですから、どんな大人数でも安心ですね。
それに交通の便も良いから楽です。
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