64列CTAによる冠動脈のスクリーニング、バスキュララボによる頸動脈、腎動脈、下肢動脈のスクリーニング、眼底検査による全身の動脈硬化の評価などを、10500円にやっています。
当然、保険を使わずにやってますが、なんでこんなに安いか?原価ギリでやってます。その原価も、通常なら、CTとエコーとABIと、眼底と診察したら、保険診療なら10万くらいいくのかもしれません。でも、実際かかっているのは、職員の労力と、造影剤が一番で、あとは、微々たるものです。お金が実際発生しているのは、造影剤だけですから、1万で造影剤分の負担をしてもらっている状況です。
このような内容で、かつ藤田が直接診ますから、1万は安いと思います。
そして、心臓血管ドックと広めることが、地域の皆様の動脈硬化の早期発見につながること、当SCVCの宣伝にもなること、5-10年先の患者さんとして付き合ってくれることなど、メリットは多大にあると思います。
目先の原価計算だけではなく、10年先をみた投資と考えて、みんなを納得させています。
7 件のコメント:
日常受ける健診はごく一般的な項目しかない上、金額的には結構かかります。この内容でまともに診療を受けたら、一部負担だけでもかなりの金額になりますね。普段通院していたとしても、受ける検査は限られていますから、一度受けてみようかなと思います。
心臓血管ドッグは、何歳くらいから受けておくと良いのでしょう?職場で35歳の人が昨年体調不良でホルターの検査をしたのですが、異常なしでしたが(ただ脳外で・・・です)
健康状態に不安があるようなので。
心臓ドックは、基本的に症状のないかたですので、症状があるかたは病院にきてくださいね。
動脈硬化のリスクが高い人は、早めの検査が必要です。
とくに、家族歴がつよく、生活習慣病の方は早めの検査をすすめています。
そのような危険がなければ、50歳ー60歳すぎでいいのではないでしょうか?
有難うございました。
お忙しい中、何時もつまらない質問に答えていただいて感謝いたします。
余談ですが・・・
昨夜札幌で開催された、ジャズの秋吉敏子さんのライブに行った人から、興奮気味に電話がありました。
「75歳くらいかと思ったら80歳だって!凄い演奏だった」と。
それで今回が聴きにいくのが、最後のライブかも知れないと言った意味が理解出来ました。
秋吉さんはテレビで演奏されているのを聴いた事がある位でしたが、とてもそんな年齢には見えなかったので驚きです。
何かひとつの事を貫く人のパワーは、無限なものなのですね。
これだけの濃い内容で、こんな安価に健診をしてくれる施設を僕は知りません。
実費で造影剤だけと言っても、CTの管球は消費し、1スキャン100円とも言われてます。
目先の利益(というか赤字になってると思われます)を度外視して、先のことを考える先生の姿勢に敬服いたします。
ありがとうございます。一スキャン100円ですか?勉強になりました。
でも、安く健診をうけられるほうがいいにきまっています。
この物価上昇、ガソリン高騰であっても、いいことをすれば、必ず報われるはずです。
SCVCの理念である。仁義礼智信をもっとうに、がんばります。
yahさんのおっしゃるとおりだと思います。最初金額を見た時、この検査項目でこの金額?と目を疑いました。
桁を見間違えたかなと。
造影剤、人件費等、諸々の原価計算がつい頭をよぎります。
これなら皆さん気軽に受けられると思います。
特別な自覚症状もないまま、単に疲労だ、歳のせいだと片付けているうちに、意外な病気が潜んでいる場合があって、いざ受診した時は手の施しようがない状態の人が、結構いるものです。
この心臓血管ッグを、多くの方々が目にする事を祈ります。
肺がんとか読影はどうされていますか?
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