10年以上まえは、寒くなるときなどの、季節の変わり目に、心臓で倒れるひとが多いと思っていましたが、最近は少ないとおもっていました。しかし、今年は、いま寒さの変わり目で、調子が悪くなるひとが多いです。緊急患者さんが多く、がんばってもらってます。今日は、北見での外来後、いつものように網走ですが、網走では、朝からカテーテルをやっています。全部で8件やる予定です。
いそがしく、仕事ができるありがたみを感じています。
Tsutomu Fujita M.D. Founder of SCVC, Chief of cardiology in Bali international hospital. Please contact me Email rotamanlaser@gmail.com, WhatsApp +818032356345
藤田先生への質問、お願いなどなんでも、
2008年11月15日土曜日
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これは、個人のページになります。いまはバリにいますが、いつでも、相談に乗ります。
カテーテルはなぜしないほうがいいのか?
カテーテルを沢山やってきた僕がいつもこれを言っています。 なぜか?カテーテルでは、やはり脳梗塞などのリスクがどうしてもあります。もし行うのであれば、治療が必要であろう前提でやるべきというのが僕の考えです。そのためには、カテーテルを受ける患者さんは、なるべく治療になるだろうとい...
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シオンとシオンブルーの違い。 本日のCTOの症例で造影上ではさほど、時間がたっていない造影で、なんとなく造影がアンテからながれています。 このような最近できたマイクロチャンネル?を追従させるのは、シオンがいいか?シオンブルーがいいか? 両者とも現時点ではだめです。シオ...
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以前にも、前職場で、この看護婦長はすごいと書いた多湖さんと久しぶりの再開です。 多湖さんとは、僕が一年目の研修医の頃に、徳洲会の婦長として入ってきたからの仲です。眼力がはんぱなく、白石徳洲会病院時代には、看護婦さんをたくさん集めてさすがという采配でした。東徳洲会時代にも、看護部...
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ある人が、札幌心臓血管クリニックの口コミを心配して教えてくれました。 以前からチェックをしている部分で、改善できるところはしっかり改善するように努力をしています。 ただ、ながーい待ち時間での30秒診察については、これがなかなか改善できない。とくに、問題がなければ、問題なし。...
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色々な挑戦の年になるでしょう。 自分の興味のひとつで、戸塚先生の動画を色々みているうちに、感じるものがあります。自分は体罰世代です。人間が始まってから、体罰は、ずっとあり、ここ数十年で、体罰が悪ということで、過去からいままであったものを全否定する時代に突入しています。自分は、体...
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最近のワイヤーのトレンドとは、 いかに先端荷重を少なく、トルク特性をあげることです。先端荷重を0.5gくらいに抑えられれば、14ワイヤーであれば、ワイヤー操作でチャンネルを壊すことは、極めて少なくなります。 フィルダーFCや、以前のXTは、やわらかいですが、そのような意味では、繊...
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CCT2024 Analysis from Live case viewer CCT2024 LIVE summary (Cases of Dr. Nasu/Matsuno/Habara are not uploaded to LIVE case viewer due t...
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昨日、患者さんから電話をもらいました。過換気で倒れて救急である病院にいったのですが、そこは2回目だったらしいのですが、診察は医師がほとんど診もせず、過換気ごときで病院にきてどうするということを言われたそうです。それが、悔しかったんでしょう。僕に電話で、先生はどう思いますか?といわ...
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特筆すべきは、入院患者さんが、8623人と増えたこと。冠動脈CTAが年間20288、心臓エコーが44084件と増えていることです。それだけ、患者さんが増えた証拠だと思います。それに伴い。、PCI件数が、2681件と増え、アブレーション861件、EVTも過去最高821件、VAIV...
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今週は、むすこさんが、一週間病院実習をしたついでに、今日は講演をしてもらった。 カテーテルをやめてからのことのお話であり、共感できることばかりであった。 僕もそうだが、カテーテルを通じて患者さんを救いたいという思いがあり、カテーテルがうまくなるのは、そのためにであり、ゴールではな...
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LCX tough CTO plot 200KWT 石灰化で、ナックルがなかなkうまくいかなく、UB3で方向をかえて、奥までKWTした。その後に1.5で広げて、IVSUで、手前にHDRpointoがあり、TDHDRをpilot 200hs挿入できた。その後、1.25でロタし...
3 件のコメント:
気温の変化が激しくて、体調を崩す人が多いです。大切な友人の家族が糖尿病で、合併症から腎機能も悪く、不安定狭心症で緊急入院しました。一時期透析も受けていた様です。歩行も困難な程足が痛く、友人の話だと血管にカスが詰まってきて、狭くなっているから痛みがあるという事らしいです。
近々バイパス手術を受けるようですが、糖尿病の人の術後って、出血が止まらなくて大変だったのを身近で見ていたので心配です。
どんな状態か詳細はわからないけど、先生のドクターコラムを拝見していて、カテーテルで出来ないのかな・・と考えます。
大病院のDrが、それなりの診断をしての結果だとは思うのですが。
心臓血管ドックの健診の案内を周囲に見せています。少しの情報で助かる命もあります。病気の多くは予防ですよね。
心臓も、足の血管も、カテーテルで治すことは可能です。ただ、再発の問題や、全身状態を考えて、バイパスにするか考える必要があります。
でも、結局、信用するお医者さんのいったことを信じるしか、患者さんは選択肢がないことが多いことも、感じています。
少なくとも、そのような意味で、信頼をうらぎらないように、治療も最高の機械、技術を磨いて、そして治療後も、フルサポートして、信頼を裏切らないように努力しています。
緊急入院して、患者本人が自由に動ける状態でないまま転院を余儀なくされると、家族に選択の余地など無く、病院を信頼するしかないようです。
私の住む地域は、都会のように受け入れを拒否される話は聞きません。
ただ、専門医がいないため手遅れになるケースが多いようです。公立病院が市町村の不良債務のランキングに上がっているので、閉鎖に追い込まれたらどうしようと、心配の声が聞かれます。
医師の確保が出来なければ、患者さんはより高度な医療を求めて離れていくばかりで、赤字に拍車がかかります。
悪循環ですね。
研修医の立場にしてみれば、少しでも症例の多い医療機関で勉強したいのは当然だと思います。高度な技術を持った人は、どうしても都会に集中してしまうのも現実でしょう。
次世代には、地域医療のためにと、立ち上がってくれる医師が現れてくれる事を願います。
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