札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2012年7月29日日曜日

入院で学んだこと。

患者になり、全身麻酔を受け、一日ベットに寝ていて、短い期間でしたが、大変学ぶべきものが多かったです。

まず、患者になると、お医者さんとコミュニケーションとるのが、とても難しいです。とくに忙しい先生だと、夜とか朝しか来れないし、忙しいとわかっているので悪くてあまり聞けません。そうすると、便りになるのが、やはり病室にくる看護師さんなんですね。入院患者さんにとって、看護師はとても、身近でなくてはいけないですし、ドクターへの橋渡しをしっかりしてあげたほうがいいと思いました。看護師さんには、さらにがんばってもらいましょう。
全身麻酔は目が覚めてから、ぼーとしていて、吐き気で吐いてから意識がもどっています。そして、翌日まで尿道のカテーテルをいれられて、自力体交も、禁じられています。体交も看護師さんに悪くてナースコールも呼べませんでしたが、それを察して頻回に来てくれ助かった感じです。尿道のカテーテルは、痛かったですね。やはり、いつも不用意な尿道カテーテルはいれない当院の方針は正しいと感じました。(当院では尿道カテーテルを男性にいれるときは、僕の許可が必要な仕組みになっています。)点滴も、早めにとってあげることが大切です。抗生剤の点滴も受けましたが、抜針後であり、2回針刺しで、抗生剤も落としました。抜針したほうがよかったか?ヘパロックがいいのか?人によるのでしょう。食事も、あまり食べれませんでした。なぜか?配膳後にすぐに食べないと下げられてしまうのです。ここも、当院でも改善したほうがいいかもしれません。
入院生活においては、看護師、助手さんが、重要であることがよーくわかりました。

あとは、専門外の病気で病院を探そうとするとなかなか判断が難しいことがわかりました。症例数や?同僚からの紹介で今回の小熊先生にたどり着きました。ネットでは難しいと思いました。そして、当院にきているメーカーさんにも、二人ほど小熊先生に手術をしてもらっていて、別に勧められていました。やはり、口コミが大切だと痛感したところです。当院でも、よりよいサービスができるようにしていきたいと思います。

あと、ヘルニアは、年をとると固くなって飛び出なくなるので、肉体は若いと証明されたと思って喜んでいます。札幌ハートセンターのためであれば、命を落としても、守るつもりでいますが、よき部下、仲間に支えられて感謝します。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして、父は亡くなりましたが、父が先生にお世話になり、母が小熊先生にお世話になっている者です。

小熊先生も先生ほどではありませんが、
大人気の先生で診察もかなり待たされますが、あの物腰の低さと笑顔にやられてしまいます。

しかし、私のお医者さん選びは完璧ですね!

お大事にして下さい。

rotaman さんのコメント...

小熊先生は、物腰のみならず、顕微鏡下手術にかける意気込みがみごとです。