今日は、大雪で、苫小牧の外来から戻ってくるのに時間がかかった。2時から、札幌ライブ(SLDC)の末梢の分科会のPPIの会のHOPICがありました。
症例のビデオライブも好評で、岸和田の横井先生、新古賀病院の川崎先生も参加してもらって、末梢の血管の勉強をしました。
動脈硬化の病気をあつかっていくと、心臓の狭心症、心筋梗塞のみならず、頸動脈狭窄、腎動脈狭窄、下肢動脈狭窄などの動脈硬化閉塞病変に対する、診断、治療も必要になるとおもって、当院は、vascular LABOを立ち上げて、積極的なスクリーニング、治療をしています。
今後は、心筋梗塞後の心機能低下症例の心不全に対するCRTの心不全ペースメーカー治療も動脈硬化を扱っていると、必要になると思います。そして、心機能低下例のVf、VTへのICD,ablationも生命予後を改善するためには、必要と思います。また、カテーテル治療では、無理な症例に対する心臓外科療法も、できないといけないと思います。多岐にわたる仕事がまだまだあるので、頑張りがいがあります。
まとめますと、
心臓への複雑なカテーテル治療、末梢血管へのカテーテル治療
心不全へのCRTDの植え込み。
不整脈へのablation ICD
が、動脈硬化性疾患をあつかっていくうえで、しっかり対応ができないと、本当の意味での患者の救命にならないと思います。
これだけの治療ができる病院、循環器センターは少ないと思います。
写真は、HOPICの横井先生の発表です。
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