札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2010年3月30日火曜日

Reverse Wire テクニック







LCXの#11の分岐部の狭窄で、クランクして狭窄があるので、通常のワイヤーのまげでは、#11にしかいきません。
某病院で3時間かけて、やって失敗したということで、北海道の当院まできました。

クルセイドを使用したFilder FCによるReverse wireで#12を選択して、あとは、通常どうりの治療でした。

覚えておきたいテクニックですね。

2 件のコメント:

TK さんのコメント...

藤田先生 こんにちは。先生のブログを日々の糧として、いつも楽しく拝見しています。リバースワイヤー凄いですね。
質問ですが(1)側枝用のリバースワイヤーはクルセードの先端から繰り出すのですか?それとも側孔からでしょうか?
(2)リバースワイヤーをつくるとき、先端から何センチで折り曲げれば良いのでしょうか?

rotaman さんのコメント...

1)今回は、側孔からですが、一長一短があります。先端からでも可能ですが、メリットは、リバースワイヤがはいったあとにそれに追従して、クルセードをいれて、側溝から交換用のワイヤーをだすことが、可能ですが、デメリットは、もちこむときに、クルセードの先端で傷、乖離などをつくる可能性があるので、ぼくは、ソッコウを利用しています。ですから、枝にリバースワイヤーをいれてから、クルセードをいれれず、バルーンであけてから、バルーンデフレートテクニックの容量で、その横から、ワイヤーをいれています。
2)先端は通常のまで、折り曲げるところは1-ながくて2cmです。長いほうが、枝にはいってから、奥にいれやすいのですが、本幹に余裕がないとむずかしいです。