札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2013年1月4日金曜日

熱い思い

医療経営というのは、通常の経営と同じところもあれば、違うところもあります。違うところは、聖職であるということです。奉仕の気持ちがなければいけないと思っています。そこには、医療に対する強く熱い思いがなければいけないと常に思っています。一方、企業としてとらえれば、顧客の創造が企業のミッションであるということには、変わりはないと思います。ただ、現実には経営が成り立つためには、利益がなければ企業は潰れます。利益の出し方ですが、収益が決まっていれば、利益をだすためには、コストカットが第一になります。あとは、収益を増やして利益をだすやり方もあります。僕の企業が生き残るためには、顧客の創造ができなければ、企業が継続できないと思っています。ですから経営としては、顧客を増やし、収益を増やす方向が正しいと思っています。コストカットも大切ですので、節約ということはします。ただし、患者、職員や、業者さんに迷惑をかけるようなコストカットは良くないと思っています。職員も、あと当院に物を納めてくれる業者さんにも、ある程度幸せになってもらわないと、結局長い付き合いはできないと思っています。短期の利益より長期の利益を見込めなくなります。

また、経営は、熱い思いがないとできないものだと思っています。クールな割り切った経営者もいると思いますが、医療においては、やはり患者を思い、職員を思い、業者を思い、利益がでるようにしていくためには、クールでは無理だと思います。

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