今度、母校のラ・サールのOB会で話をさせてもらうことになったのですが、自分の振り返ってみて、気がついたこと。
35歳のときに、現在まで続くスタイルですが、前病院の循環器のトップとして全責任を負って仕事をしていました。
40歳では、全国で色々と仕事をさせてもらい、名前が広がった気がします。
46歳で、独立開業、借金
50歳で、法人取得、病院開設でさらに借金
で、現在に至る。
時代であったのかもしれませんが、若い頃から今のスタイルでやっていました。35歳を僕の部下が超えていっています。
鹿島先生は、すでに出来上がった技術をさらに高めるための研鑽を積んでもらい。
菅野部長もSCVCに入ったときは、33歳でしたが、現在は38歳になり、ベテランの領域に入るころです。それと同時に、小林先生、金子先生、杉江先生も、年をとっています。
僕の気持ちは、いまだ研修医と変わりませんが、この札幌ハートセンターを成長させるためには、部下の成長が必須であり、いつまでも、若いと思っていた部下が、年をとっていくのを再認識し、いま以上に継承を意識して、成長をさせたいと思いました。
老害というのは、トップがいつまでも若い頃の気持ちを持ち続ける傾向にあり、いつまでも部下も若いという認識でいるのが、始まりだと思います。
注意。注意。
2 件のコメント:
私は「老害」というのは「酔っていることを自覚してない酔っ払い」と同じだと思っています。酔っ払いの人って「酔ってないっ!」って言うことが多いと思いませんか?(笑)そして周りに迷惑をかけることもしばしば・・・。老害というのも同じだと思うんです。「わしはまだ若いっ!」って言いながら、若い人と同じように行動しようとして、できず・・・。で、若いと思っているにも関わらず、「俺の方が経験が~云々・・・」で、周りから煙たがられる・・・。似てませんかね?(笑)
「老害」も「酔っ払い」も、自覚さえしていれば「害」ではないと思うんです。先生は自覚しているから大丈夫だと思いますよ。
コメントありがとうございます。
自覚することが大切なんですね。でも、人は自分中心に感じ、考える傾向があります。自覚をしていても、老害になりうることは、歴史が証明しています。
その意味を込めて、ブログに記録を残しています。
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