札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2010年12月29日水曜日

看護婦さん募集

業務拡大に伴い、看護婦さんを募集しています。

基本給は高いです。夜勤手当を2万円にします。保育手当は8割負担します。退職規約もつくりました。
いままで、以上の仕事のやりがいと、高収入を保証します。

ぜひ、SCVCで一緒に働きましょう。

年齢、経験問わず、やる気のみです。

札幌心臓血管クリニック 伊勢事務長もしくは、狩野看護部長まで連絡ください。

今年の症例です。


本日終了時で、PCI 1762件でした。PPI 441件。カテーテルアブ159件、うちaf 130件でした。

今年も無事終了です。皆さんの協力に感謝です。これからも、一生懸命に手を抜かずに診察をしていきたいと思います。

2010年12月26日日曜日

昨日は、アブレーション9件

本日は、救急車などが、数件で、やはり心筋梗塞が入院しています。今月は心筋梗塞としてはすでに11人目の入院です。
札幌は、救急体制がしっかりしているので、患者さんがたらいまわしになることは少なく安心しています。そのなかで、当院は、断らない救急受付をしていますが、救急隊の方が気をきかして、本物らしい人は、当院の近くであれば、搬送してきてくれます。
心筋梗塞症は、診断も重要ですし、治療も腕が必要になります。そして大切なのは、発症からの時間ですし、door to balloon(病院にきてから、カテーテルで治療するまでの時間)がみじかかれば、みじかいほどいいと思います。そして、緊急といえども、藤田の管理が入ります。
当院は、24時間モービルで搬送できるように、事務一人、ME最低二人、検査一人、レントゲン一人の待機がいます。

これからも、救急の方面もしっかりやっていきたいと思っています。

2010年12月24日金曜日

強みを活かす。

なにかをするときには、あれこれ手をだしても、うまくいきません。

自分の強いところに、人、モノ、カネを集中投資する必要があります。そして、よく熟考してそれを決断して、実行して、責任をとるのが、リーダーです。

うん 楽しみ。


今週は、釧路、北見

水曜日にCTOなどの治療で、釧路にいってきて、昨日は祭日ですが、8件のカテーテルをしています。本日は、北見最後のPCIです。

なんと北見は、 224件のPCIでした。

これってすごいと思います。

僕らが交代で常勤のころで、80件でした。去年に福原がはいってから、去年が130件、今年は224件です。

やはり、福原が北見、網走で患者さんを一生懸命にみていることで、紹介も増えています。可能であれば、福原の下に一人欲しいところです。

北海道内での循環器の医療に貢献することができて、よかったと思います。さらに貢献していきたいと思っています。

2010年12月23日木曜日

命を削って

とあるかたから、命を削って仕事をしているので、無理をしないようにいわれました。
いまの仕事の仕方をしなかったら、ここまでできなかったし、いまさらやめるわけにもいかないので、いわゆる最大努力をして天命を待つことにしています。
自分がしたいことを命のあるかぎりできれば、最大の幸福だと思っています。

そのように言われたことに対して、嬉しいですし、心配してくれるみなさんには、感謝です。

2010年12月21日火曜日

今日も、

SCVCでは、外来は予約が80人でしたが、結局120人まで、膨らみました。カテーテルも15件でしたが、緊急が入り、19件でした。9件のPCI 5件のPTRAでした。
あしたも、17件の予約カテーテルです。年末で、胸痛の人が大変増えています。しっかり治療しないと。

今年は、去年を上回る検査および治療数です。


信頼されるように、24時間対応でがんばります。

2010年12月19日日曜日

土曜日は雪で、女満別からの千歳の飛行機が遅れて、結局大阪についたのが、午後の5時でした。CTOの治療のあとに、迫田先生とお好み焼きをたべました。やはり、美味しかったです。
そして、カテーテルが4件あり、朝一番で札幌にかえってきて、いまはランをしています。

2010年12月17日金曜日

北見です。

恒例の北見にいま、宮本ときました。本日は、6件の治療を手伝って、外来をして、ジンギスカンを食べる予定です。ドラスティックに動く日々のなかで、北見の業務が完全なリフレッシュになっています。
明日は、大阪でCTOの治療の手伝いにいきます。僕が治療をしては、意味がないので、後ろから遠隔操作して、技術を伝授したいと思います。

2010年12月16日木曜日

CTO

昨日、なにげに今年のCTOの件数を調べました。加藤先生にやってもらった分が月3-4件で、合計130件のCTOを治療しています。
多くてびっくりしています。

どんな手をつかってでも、必要と思えば成功させるという強い意思がありますので、ほぼ100%の成功です。

昨日の加藤先生のCTOからいろいろ学びそれを、日々の治療に役立てて、世界一安全な治療を目指します。

2010年12月15日水曜日

加藤先生のCTO


本日3症例、
一例 LCXのCTOであり、閉塞長さが短く、レトロはきびしく、アンテから、XT○で通過できた。ガイドとコルセアの使い方がポイントであった。

2例目は、LCXのCTO DXからのものすごいtinnyコラテラルからXT○を通過させた。あとは、reverse CARTで仕上げ、レトロのコルセアを抜いたあとに、やはり、DXに瘤様の変化あり、これは、通常であれば、通過できないところにワイヤーを通過させてコルセアを通過させたときに、できます。コルセアができてからの独特の合併症でしょう。

3例は、RCAのcTO DXチャンネルからのPLが不通過、SEPからのPDのワイヤーが通過も、ワイヤが#3にいかず、アンテからXTでなんと#4AVに通過した。アンテからのバルーンとレトロからの2.0のバルーンでKBTして、レトロのシステムを抜いて、すべてアンテからしあげた。

4例目は、RCACTOアンテからXTでするするです。SSD

本日の学習、ワイヤーは先端荷重の少ないトルク特性のよいワイヤーがCTOの主流になりつつある。

12/14

昨日は、記念すべき日です。
ふたつありました。来年一緒に頑張ってもらえる先生の就職の決定と、〇〇です。

いつもながら、たくさんの人に助けられながら、やっていけていることが実感できる日でした。また、自分の背負うものが大きくなりますが、惑わず、天命に向かって命がけでやるのみです。

2010年12月12日日曜日

2010忘年会


ホテルオークラの中華のコースです。まず、机の上に人参の手掘りの彫刻(僕のところは龍でした。)が机ずつにおいてあり、シェフを含め、みんなを心を込めて手作りしてくれました。ありがたいです。心のこもったサービスはうれしいですね。
食事は予想をはるかに上回り、絶品でした。内容も豊富で、みんなが喜んでくれることが大変うれしかったです。
ホテルの粋な計らいで、最後にデザートブッフェを廊下でおこないました。
金一封を一人づつに感謝を込めて渡させてもらいました。景品もたくさんあり、みんなのおかげで、無事に忘年会を終了できました。

患者さんのために、一生懸命にやって、それを年末にみんなに還元できて、よかった。
職員はとても、大切です。気持ちでも、物理的にも、どこにも負けないようにがんばっていきます。
でも、おししかったです。

2010年12月11日土曜日

孔子

吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず
これに当てはめると、
いまは、46歳で独立してSCVCをつくって、惑わず、来年は50歳ですから、知命で、SCVCを次の世代につなげて、患者さんのために社会貢献をしていかないといけません。そのあとは、どうなるのでしょうか?70歳まで生きていたら、哲学の世界に生きて、ゆっくりしたいですね。あと、20年頑張りましょう。

北見での朝

昨日マイナス5度、本日はなんとマイナス8度です。3キロをランしたのですが、予想どうりスノウライドの走り心地は最高でした。

途中で、病院から2回、患者さんから2回電話があり、手袋を外して電話にでたら、手が凍傷になりそうな感じでした。

軽く汗をかき、いまカテーテル後のガーゼ交換を済ませました。

今日は、3回目の忘年会です。

個人経営としては、最後になると思います。職員旅行、職員の懇親会などまったくできていませんので、忘年会では、一人づつに中華のフルコースを用意しています。一人予算◎万円です。そして、一人ずつに、恒例の定期ボーナスとは別の感謝の金一封をひとりずつに、手渡して、感謝を込めたいと思っています。
性格上は、そのまま書きたいのですが、弁護士さんのチェックでたぶん、NGになると思うので、自主的に一部削除しております。

2010年12月10日金曜日

命をかける

孫社長がそのようにいったら、命をかけるという言葉をいうひとは、余裕がないか?洗脳されているとコメントしているコメントがありました。

たしかに、そうかもしれません。でも、余裕がなく、自分を洗脳していかないと、人間の究極の力は発揮できないと思います。火事場のなんとかですね。
3年前に開業したときは、いままでのなかで、一番のピンチであり、余裕もなく、必死に命がけで一年間やりつづけました。いまでも、その記憶はあまりないというか?一日いっぱい働いて、寝るという毎日でしたので、思い出はありません。
でも、振り返ると、いままで以上のパワフルな自分を見いだせた気がします。
孫社長も、ソフトバンクは何回も失敗しそうになっています。地獄をみているはずです。だから、命がけでやるのでしょう。

命がけでしなくても、できるひとは、まだまだ余裕があるか?もしくは、大したことをしたことがないのでしょう。

命がけという言葉は僕は大好きです。古いといわれようが、命がけでやっていきます。

2010年12月8日水曜日

看護師交流会


初の試み、看護部長の狩野くんが、当院に患者様を紹介していただいている施設の看護師さんを集めて意見交換会をしました。SCVCの現状とカテーテル治療とは、などの疑問を解決するために、僕の簡単な講演もありました。患者さんのためには、このように現場は職員が交流することは大変よいことだと思います。
これからも、同様な交流会を患者さんのため、職員のためにひらき続けて欲しいものです。
僕の好物のはりこま屋さんの弁当と、サンドイッチなどを協賛してくれたメーカーさんに、感謝です。
各施設を自分の足で回って説明をして、企画、運営をした狩野くんに感謝です。

2010年12月5日日曜日

本日、緊急カテーテル2件

緊急カテーテルおよび外来がありました。昨日は、札幌道都病院さんの忘年会に参加してきました。
V字回復してました。

東札幌病院の院長先生と話す機会がありました。悪性腫瘍患者さんの難民化を嘆いていいました。保険診療内では大きな病院ではそのようなことがよくおきます。
でも、その院長先生は、ちゃんと患者さんを見てあげたいという強い思いで看護基準を上げて、がん支援病院の資格などをとって、病院の収益をあげたそうです。

やはり、医療としてやりたいことをしっかりやって、結果として利益がでることがありがたいことで、利益はこっちのほうがいいから、そうしていくのは、本末転倒で、罰があたるような気がします。
患者さんをどうしたら、幸せにできるか?自分ができる範囲で一生懸命やることが大切なんだと、勉強させられました。

病院になると、色々と勉強することがあります。看護基準もそうです。
当院も、職員が増えています。看護婦さんは、19床では全然足りなくはないのですが、内容的には濃いので、いま30人いますが、50人以上は欲しいと思っています。
病院でいう7:1以上の濃厚な看護基準でやってみたいと思っています。

これから、いろいろ勉強していかないといけません。

2010年12月4日土曜日

北見

昨日は、暴風雨のなか、ホテルまで走ってみました。靴がゴアテックスなので、全然ぬれず、結構快適にはしれました。
あとは、雪のなかをいかに走るか?北見にも、スノーターサー、スノーライドを購入して、準備万端です。

2010年12月3日金曜日

すっかり寒くなりました。

今週は打ち合わせが多く、結構忙しかったかもしれません。
来年になったら、発表ができそうです。

常に現状に満足せず、変化を求めて一生懸命にやれば、自ずと道は開かれるという感じでしょうか?

あと、冬にいかに外をランするかで、雪道用のランニングシューズがあるということがわかりました。

購入して、走ってみたいと思います。SCVCで購入したトレッドミルは、すこぶるいいです。一年中体と心を鍛えて、次のステップに望みたいと思います。

2010年11月29日月曜日

2010年11月28日日曜日

ついにきた


業務用ランニングマシーンです。いままでは、ワーキング用のために、走る天板が短くこけそうになって危なかったので、冬にむかって院内ランのために、購入しました。職員のためです。
ダイエットは、食事のみですると、確かに体重はおちますが、筋肉もおち、リバウンドがしやすいです。
筋トレと有酸素運動でのダイエットがいいと思います。

食事だけで、ダイエットするとイライラ禁止条例にひっかかる人もいるので、注意です。


本日も朝に伊丹から一番に帰り、治療を3件と、緊急入院の患者さんの処置をしました。その隙間で結局10kmは走れました。

最近思うことに、自分が不在のときに起こるトラブルが目につきます。自分がいないばかりに患者さんに迷惑かけることに、申し訳なく思います。

なんとかしないとね。

2010年11月25日木曜日

SFA CTO





透析、石灰化です。
アンテからは、すべてのワイヤーが石灰化にあたり通過しません。35ワイヤーのsubもできず、14ワイヤーのおしりでつついても通過せず、
表パンから穿刺してその石灰化をさけるようにsubを35ワイヤでつくって、うまく治療ができました。

これは、subができなければ、治療が困難であったと思います。

このように血管全体に石灰化があったら、その横を安全に通過させる技術が必要です。
subitimal STARテクニックなどそうです。

2010年11月24日水曜日

久しぶりの休日

昨日は、雪もなく、札幌市内を合計20kmちかくランしました。やはり、走ったときの景色は、またちがいますが、ランも基本的にはつらいのですが、走りきれば、充実感があります。

仕事も同じで、途中で先がみえなかったり、辛いことがたくさんあります。それでも、投げ出さずにやりきることで、次のステップにいけるのです。

ランはそのシュミレーションみたい形で、僕はやっています。すべてのことを投げ出さず、あきらめず、心を鍛えるための自分なりのトレーニングです。

2010年11月23日火曜日

職員とは、

SCVCの医療をする上で、いつも、人が大切です。当院の職員一人ひとりが、前向きに患者さんのためにしっかりとSCVCを理解してやってもらうことが重要です。
そのために、職員は働く仲間であり、通常の雇用契約以上の思いが僕には、あります。職員の家族含めて、将来に渡りこまらないようにしていきたいと思っています。
SCVCは、患者さんを幸せにするために、そして働く職員を幸せにするために創ったという初期のコンセプトはかわりません。3年たち、順調にいっており、これから飛躍するにあたっても、この考えが第一であります。

楽しく仕事ができなければ、いい仕事はできないと思います。


以上自分のメモリーのために

2010年11月21日日曜日

石灰化症例

バルーン不通過病変でご紹介、8Frにしても、LMTから石灰化あり、極めてきびしい症例。ワイヤーも病変にトラップされる感じで、デバイスはレジンド1.25のみ通過、その後1.5も通過も、バルーンが拡張できず、高圧の大きなバルーンは通過せず、トルナスも、マイクロカテもだめ、レーザーもできそうにない。そのうちに、病変がdelayになりIABPが必要な状況であり、このまま終わることができないと判断しています。

以前から最後の手として、拡張できない病変でわざとバルーンを圧をかけてラプチャーさせます。そうすると、ワイヤーがすこしずれてはいって、デバイスが簡単にはいるようになり、ステントもいれています。
石灰のバルーン拡張不能病変で、ラプチャーにより石灰化がきれることもあるし、乖離ができて、そこにあたらしくワイヤーを通過させて今回のように治療もできます。

本当に最後の手です。


2010年11月19日金曜日

共存、共栄

win and win 僕の好きな言葉です。SCVCが医療を継続していけるのは、それをサポートしてくれる企業であり、メーカーであり、薬屋さんでもあります。そして、その中の人のおかげでもあります。
お互いに生きていけるように、協力をしあう必要があります。そこに、ビジネスライクな関係よりは、より情のある関係が僕は好きです。お互いに、やっていけるようにフェアーに対等に、協力していける関係をこれからも築きあげていきたいと思います。そのためには、その橋渡しとなる人との人間関係がとても大切だと思います。そのようなことを理解できる企業、人と今後ともお付き合いしていきたいと思います。

利益もあげるとしても、短期的な利益にとらわれず、大きな視野でみることも大切です。患者さんにとって利益があれば、我々の利益が減ってもいいのです。社会全体としての利益はあげっていますし、そのことが、最終的には、どこかで大きな利益となって戻ってきます。
以前、コスト削減と称して、患者さんの食事の材料を削って安く仕入れることを誇らしげにやっている企業がありました。それで、いくらのコストをカットできたと自慢しています。完全に目先の利益を追求した形です。

この場合は、仕入れ業者の利益を削っていくと必ず、いろんな意味で質が落ちます。仕入れ業者さんの利益をちゃんと確保してあげて、よりいい物を一緒になって提供していくという共存、共栄の考えがないこともいけません。業者さんとともに、いいものを患者さんに提供していくという考え方が大切なのです。

医療においては、無駄を省くことは重要です。でも、患者さんに関与する部分の無駄は省かないほうがいいというのが僕の考えです。SCVCでも、患者さんに関係ない部分のコストカットは徹底しています。でも、患者さんの部分に関しては、食事の単価も、産婦人科並の単価に設定しています。おいしい食事を食べてもらいたいからです。食事で利益を追求しなくても、患者さんが食事をおいしいといってくれる。そして、元気になってくれる。そうするとまた、クチコミでひろまっていってくれる。最後には結局そのほうが利益がでます。目先の利益の追求はだめだということです。でも、無駄もだめですけどね。

僕のSCVCに関与する一緒に働く職員、その家族、お付き合いしている企業、その職員、およびその家族すべての人の生活に僕が責任があるのです。やはり、共存共栄、皆に感謝です。


戒める

自分は典型的なO型であり、楽天的なモノの考え方しかできず、いやなことがあっても、その詳細を覚えておくことができない性格です。そして、ズボラです。できれば、なにもしないでゆっくりしていたいと思います。
ですから、常に自分を追い込んでおかないと、だめなのです。そして、いまは自分はトップの責任があります。そして、誰も注意をしてくれません。ですから、自分で自分を戒めないといけません。
手を抜きそうになったり、面倒くさいと思ったりしたら、以前からそれを必ずやることにしてたり、眠くても走ったり、筋トレを続けたりなどもその一貫です。この行為が自分をスキルアップするこにもなります。自分がいかに非力で、弱い人間であることが自覚すればするほど、戒めていかないといけないと思います。

さ、これから北見です。

2010年11月18日木曜日

加藤先生の症例

昨日は加藤先生の都合もあり、2症例でした。

CTOはアンテから通過していますが、新しいコンセプトのワイヤーでの通過です。

レトログレードのワイヤーがでてから、その技術の延長で、それを使用してアンテから通過性がよくなっていますが、さらにその上をいくワイヤーがどんどん開発されています。

そのキモは、なるべく先端荷重のすくないワイヤーで、かつ方向性(トルク特性)のいいワイヤーで、通過させる。以前のような固いワイヤーでCTOを通過させると通過はしやすいが、時に不用意な乖離をつくって成功できたCTOを不成功にしてしまう。

その不成功にする確立を限りなくゼロにするために、いまのアンテのワイヤーの開発があります。

先端荷重がすくなくトルク特性がよく、ポリマーがないほうがよいということです。

2010年11月14日日曜日

今日は、朝から

珍しくカテーテルもなく、朝から病院から走って、南30条の車やさんに、車を取りに、ランしてみました。
外は寒いのに、汗だくで、苦労しました。冬のランの勉強をしないといけません。
雪がふったら、走れないので、院内に今、患者さんも使える業務用のトレッドミルを購入予定です。

2010年11月13日土曜日

北見でラン

昨日は、ホテルまで、3km 本日 朝 ホテルから病院まで3km 0度のために、路面が凍っていて、とても走りにくかったです。
飛行機まで時間があったので、病院の周りを4kmはしって、札幌に帰ってきました。

ドラッカーではないですが、現状維持、現状満足は、いけないことです。常に刺激をもとめ、イノベーションしないと。

2010年11月9日火曜日

願えば叶う。新しい夢が実現しそうです。神様に感謝です。毎日の外来の大切にしていきたいと思います。

2010年11月8日月曜日

本日 PCI 16件

カテーテルが19件、PCIが16件でした。外来も予定が70人で、予定外が35人くらい来られました。
無事終了です。

外来は、とても重要です。安心を与える必要があります。しっかり説明をする必要があるからです。

感謝です。

2010年11月2日火曜日

SSD for CTO

PTAが完全閉塞で、造影ではみえません。SSDでワイヤが簡単にはいっていきます。

STARテクニック

本日、最後の患者さん、CTO LAD、高齢者です。レトロはむずかしく、石灰化があり、硬いワイヤーがすべて弾かれる状況です。

LADのSTARで血流を回復して、終了です。 高齢者のために、ステントはいれない判断で、経過をみています。

いざとうときのSTARです。

2010年10月30日土曜日

静岡コンプレックスPCI研究会

に、呼ばれて、発表および検討会をしてきました。

CTOについて、意見の交換です。中堅の先生がたのレベルが極めて高く、たのもしい限りです。僕のしっている最近の加藤先生から学んだ知識をシェアしてきました。

あっという間に時間がすぎ、たのしかったです。

また、がんばらなければ

2010年10月27日水曜日

加藤先生のCTO




本日 3症例 全例 retroの組み合わせです。

1)RCAのCTO ant sepからretoroが通過して、reverse CARTで成功
2)LADおよびDXのCTO retroは、DXがRCAからあるのみ、最初にそこからDXへsion blueを通過させて、LADの手前までワイヤーを通過させた。その後にIVUSでLADにワイヤーがあることを確認して、アンテからIVUS guideでアンテからkonqでsepに通過させた。その後クルセードでsion blueがLADに通過。その後は、ステントいれて、終了
3)LCXのCTO #11のCTOの部分は直角に曲がっている。そしてその先の#13でさらにCTOの症例で、レトロは、#11のCTOの部分に#4AVからくるのみ。一応レトロをトライも、#13の末梢にはチャンネルがなく、#11へのACからの通過を試みる。一部通過した。その後にアンテからは、ワイヤーが一切はいらずに、レトロコルセアを上げて、ultimateにかえて、retroのワイヤーを逆行性にACに抜いた。その後はスーテニールでそのワイヤーをアンテに引きこんでextanalization。その状態から、アンテから#13へのCTOをトライ、falseに入り、IVUSガイドでコンクエストでみごとtrueを通過しなおして、終了。写真では、IVUSガイドでfalseのワイヤーと、trueのワイヤーが思った以上に離れていることがポイントです。

最後の症例は、5時間かかっています。

今回も、レトロチャンネルの選び方、ネゴシエーションのしかた。ワイヤーの選択。あとは、懐の深いPCIおよぼ 典型的はfalse からのIVUSガイドでのtrue抜きが勉強できました。

大変みのりのある日でした。

CTOからいろいろなことが学べます。合併症などもです。ぜひ、勉強にきてください。

2010年10月25日月曜日

今日の業務

CTAが、30件あり、終了が10時でした。予約が75人でしたが、新患者さん含めて35人くらいきたので、外来終了が10時ちかくでした。

たくさんの患者さんに、待たせましたが、異常がはっきりわかり、一緒に今後の方針をたてて、満足してもらえたと思います。

ただ、この待ち時間をなんとかしたいと思います。

やはり、CTAを2台体制にするしかないでしょう。解析は5人が同時にしているので、cTの律速段階すなわちボトルネックは撮影している時間になっています。

改善、改善。

2010年10月24日日曜日

たけしの一言。

たけしさんが、握手や、サインも求められても、サービス精神旺盛にするそうです。

その理由は、自分にとって、何万回という同じ行為であっても、相手にとってははじめてのことであり、ちゃんとしてあげなければ、たけしはサービスが悪いと悪口をいわれてしまう。
相手にとって、この瞬間しかないので、そのためにサービスをするといっていました。

相手の気持ちになって、動くことが重要ですよね。自分にとっては、いつものなにげない行為でも、それを受ける人にとっては、初めてであり、貴重な経験なのです。

僕らの医療も、外来から入院、治療に含めて同じことがいえますね。

一切手を抜かない。たけしさんは、やはり素晴らしい人だと再認識しました。

2010年10月23日土曜日

青函PPI研究会

勉強してきて、発表もしました。

SSDを発表しました。実技のビデオをつくらないとそのニュアンスが伝えにくいということがわかりました。

やはり、無駄はない。

2010年10月22日金曜日

SSD

明日の函館の発表は、SSDです。ひざ下の血管の完全閉塞にたいして、画期的なワイヤーの通過法です。
本日の北見のCTOおよび昨日のSCVCのCTOの症例も、suohワイヤーによるSSDでいいところまでいきました。SUOHのよさは、そのワイヤーのすべりと、先端荷重のやわらかさです。falseをつくりにくいのです。よって、SSDには最適かも、XTは細いので解離はつくりやすいので、末梢血管には最適のXTによるSSDは冠動脈にはあわないのかもしれません。冠動脈のCTOにも、SSDが応用できる場面を模索していきます。

ワイヤーについては、奥が深いです。いまだに、スキルアップしています。


金曜日

本日は、北見ですが、当院の宮本が浜松のCVITの地方会に呼ばれて発表にいってきます。そして、もと地元の菅野先生も同伴します。MEとして呼ばれて発表できることがとてもうれしく思います。菅野先生には、リクルートにいってもらいます。SCVCが発展するためには、若手の力が必要です。若手のやり気のあるドクターを募集しています。

2010年10月19日火曜日

患者さんはありがたい。

今日も、たくさんの人が僕やSCVCを頼って外来にきてくれました。その悩みを聞き、安心して帰ってもらうために、全力を尽くします。感謝の言葉を言われるたびに、さらにやる気になります。

偉くなると、外来も少なくなり、患者さんと接する時間がすくなくなって、患者さんの生の声が聞こえなくなってきます。そうすると、患者さんのデータや、学術論文からのデータをもとに治療、管理しがちになります。

生の声をきくと、そこはひとりずつちがう治療や接し方があります。オーダーメイド治療でしょうか?

学会、論文でしっかり勉強して、患者さんの生の声を聞いて、それをうまくミックスしていくことが大切だと痛感します。

医者は、科学者であり、宗教家であるべきなのでしょうね。

2010年10月17日日曜日

人ついでに、

やわらちゃんこと、谷議員が柔道を引退して、議員に専念するそうです。それにあたり、2足のわらじは、むりだったとか?勉強不足で議員が務まるのか?などのネガティブな意見もみられます。努力する人をけなすような文化に日本はどうしてなったのでしょうか?
すべての職種において、まず、大切なのは、そのメンタリティであり、自己統制力、目標達成力が重要です。それに関しては、世界を相手に戦ってきて、谷さんは、ベストワンに近いと思います。そのような方は、どのような職についても、りっぱりにやり遂げられると思います。そして、人が経験できないような努力と、地獄をみてきたはずです。それが、つぎに必ずつながるのです。

自民の橋本聖子議員が、おなじような環境なので、世界でたたかってきた経験を活かして欲しいと述べていたのが、印象的でした。

やはり、人です。そしてそのメンタリティが重要です。もっともっと、心を鍛えなければ。そして、努力する人、頑張る人が褒められる日本になることを願います。

今日も、カテーテルです。

やっぱり人だ。

ホテルで例えると、どんなに建物がよくて、食事がうまくても、接客する人がよくなければ、すべてが台無しです。半分の人が完璧にやっても、一部の人が挨拶などをしなければ、すべての印象が悪くなってしまいます。

サービス業の基本は人であることを再認識しました。

一人ずつが、手を抜かずにやることが、建物や機材をよくすることよりも、とても大切です。

SCVCの職員一人一人がそれをしっかり心に刻んで、がんばってもらいます。

2010年10月16日土曜日

土曜日です。

本日から、明日にかけて、カテーテルアブレーションが10件もあります。今日は、カテーテル治療を7人しました。明日は、5人のカテーテル治療が予定されています。そうすると、カテーテルアブレーションあわせて20人以上の検査、治療になります。本日、2次救急もあり、大変です。

カテーテルアブと、救急が重ならないようにプランする必要がありますね。

救急は、絶対断らないので、最近は増えています。そこにもSCVCの使命はありそうです。

2010年10月12日火曜日

ニーチェの言葉 超訳

という本をよみました。これは、啓蒙本にちかいものですが、そのなかで、印象にのこった言葉

下に引用します。

まともに生きていない人の心理

自分の本業の仕事に力をそそぎ、十分に成果をえている人は,同じような仕事をする人もしくは、商売敵に対して寛容で、理解ある広い態度を示すそうです。しかし、自分の仕事を充分になしきってない人、お金目当てだけで、渋々働いている人は、商売敵に対してあらぬ恨みや憎しみを抱く。
同じように、自分の人生をまともに生きていない人は、他人に憎悪を抱くことが多い

この言葉をみて、いろいろと人の悪口とか貶めるようなことを言う人が多いが、その真実に気がついた気がします。

僕は幸せだと実感しました。


たくさんの本をいま、読んでいてますが、重いので、日本のもってかえるのが大変なので、捨てていくので、ブログに残しました。

2010年10月10日日曜日

携帯電話はやはり便利です。

いまは、海外にいますが、患者さんからや、病院からは頻回に電話がかかってきます。患者さんについては、SCVCにかかったからには、その責任は僕にありますので、電話で応対をするのが当然だと思います。

そして、病院のことも、最終的に僕に責任があるので、悔いのないようにするために、すべてを報告させるようにしていますし、病院への電話も僕につなぐようにしています。

実際は、僕が不在であるときは、実際に時間外の患者さんの問い合わせ、診察した患者さんについての、経過などのレポートが毎日メールで添付されてきます。
そして、通常の日程であれば、新規患者さんについての、同様のレポートがメールされてきます。その中には、どこからの紹介か?返事を書いたか?次回の外来予定日などが、びっしりかかれています。

当院の秘書、ME、などが作成して送ってきます。

大変だと思いますが、これで、モレが少なくなります。ひとつのトラブルが、大きなトラブルになるまえに、チェックするための方法なのです。

2010年10月9日土曜日

リーダとは、


小沢一郎が書下ろした、小沢主義という本をみました。自由とモラルと権限と責任の関係をしっかりと考えられています。権限のあるものが、責任をとらないことが、問題としています。それが、官僚主導の政治の問題であり、族議員の問題としています。
そして、いまのマスコミ、国民の問題を指摘しています。そして、それが皮肉にも、いま小沢さんがそれに振り回されています。
ここまで、政治をしっかり考えて、通常であれば修正という形ですむ金の問題で、起訴されたことは、涙がでたというのは、よくわかります。

リーダーとして、なにが必要かを、この本で再認識させてもらいました。

2010年10月8日金曜日

本日は、

PCI 18件でした。過去最多です。寒くなり調子が悪くなる人が多いです。でも、CTで的確な判断をして、すみやかに治療をして、元気にかえせる。

ありがたいことです。スムーズに動いてくれる職員に感謝です。

2010年10月7日木曜日

いらつき禁止

最近、忙しくなり、イラつきが院内で目立つようになりました。

本日から、SCVC院内でのイラつき行為をいっさい禁止しました。

みんなで、努力しましょう。

2010年10月5日火曜日

CT解析



手狭になった。CT室の操作室での解析を、横の部屋に新たに3台を増設して、CTの解析ができるようになりました。これで、同時に5台で解析をします。
これで、より効率よくCTの検査をすることができます。

次のステップは、CTの2台体制を目指します。

2010年10月3日日曜日

本日は、カテです。

昨日にカテーテルアブレーションが5例、本日2例です。また、PCI5例 PTA1例です。

カテーテル室が二つで、順調に終了です。明日も、たくさんの患者さんがいるので、がんばりましょう。

2010年10月2日土曜日

今日読んだ、雑誌で。

今回の内閣改造で、長妻大臣が更迭されたことがあまり表にでないので、不思議に思っていましたが、週刊朝日などによると、前内閣で、あまりにも官僚とぶつかったせいで、官僚と仲良くしなければ、いけないという仙谷官房長官の意向により、静かに交代になったみたいです。

ネットなどで、情報を探してもなかなか見つからず、やっと真実を見つけた感じでしょうか?
年金問題などで、がんばってもらいたかったですね。

なおさら、正義とはという本の意味がでてきますね。

不思議ですね。

朝、テレビをみていたら、中国のことで、民主党内で、検察が釈放したのが、おかしいという集団と、政府に入っている同じ民主党の人がいて、意見がぶつかっていました。それは、大変わかりやすくいいのですが、司会者が、同じ民主党内で意見がちがうと我々国民(その人がとても、その目線があるとはおもえませんが)は、困惑するとのこと。しっかりと党内で意見をまとめて欲しいといっていました。ふと考えると、自民党政治のときは、密室政治とかいわれて、それに対しては、そのひとは、もっと我々国民にわかるようにこのような場所でオープンに議論してもらいたいといっていました。

どうなっているのでしょうか?

ということで、人は、状況により考え方や、言うことが逆転することもしばしあるということですよね。いま流行っている正義とはという本も、同様のことを言っているような気がします。絶対の正義の定義は難しいということです。それを理解しながら、正義を考えていかないと、ファッショになってしまいますね。

北見 朝 ラン


いま、宿泊しているホテルから、丁度3kmで病院です。綺麗な散歩道をはしってきました。寝起きに走るのは大変辛いですが、そこを頑張らないと、鍛錬にならないんですよね。でも、走ったあとは、爽快です。これも、ご褒美のひとつですね。」

2010年10月1日金曜日

I have a dream

定期的に、北見の北星脳神経、心血管内科病院にきています。週末は学会などがなければ、金曜日に外来、治療、土曜日に外来です。福原先生と一緒にやっています。北見で札幌と同様の検査およびカテーテル治療を提供すべく頑張っています。
地域の医療格差がすこしでも、減ってくれるといいなという思いで、やっています。僕は自分が得意とする循環器の医療を、北海道のなかで格差なくできるように少しでも、協力できたらいいなという思いが強いです。僕の目は、北海度の地域に向いています。SCVCがセンターとして、機能するようにして、地域に北見のようなサテライトができていけば、夢があるなと思います。そして、そのスタイルを日本のなかに広めていきたいですね。それは、患者さんのための高度先端医療を広めていきたいです。

I have a dream

ワシントンのリンカーン記念堂で、キング牧師が演説した時の名文句でもあり、小沢一郎さんが民主党の選挙のときにも、使っていました。

僕には夢があります。I have a dreamです。

2010年9月30日木曜日

常に初心に戻る。

大阪検察の不祥事で、内部告発や、上司へ、証拠隠蔽はおかしいといった検事が4人もいたそうです。そのような人がいるかぎりは、検察は安泰ですね。
組織は、時間が経つと、崩壊をしていきます。とくに、チェック機構が働かない部署では、そうなります。

2大政党がいいと思うのも、政権交代をすることにより、チェックがはたらきますので、自ずと身を正すと思いますし、自分のしていることに、誰かが、チェックをするとおもっていたら、不正なんかできません。

人は弱いものです。自分もちゃんとしておかなければ、ダラダラとなります。大阪の検察の事件も、自分たちが、最高権力だから大丈夫と思ったのでしょう。思い上がらない、常に正しいことをしているか?反省しながら、頑張っていかないといけないのだと思います。

大阪の検事さんも、今回のことは、正義感からしてしまったと思います。初心忘れるべからずです。僕は、3年前の、苦しかったらしいあの時代をいつも、思い出して、走っています。

2010年9月27日月曜日

本日から再度業務です。

時差ぼけもなく、やはり、ワシントンで走って、かえってからも、日曜日は走って、時差を解消しました。本日は外来が120以上であり、新患さんもたくさんきて、CTAもたくさんで、大変だったかもしれません。ただし、本日は救急当番で、ベットコンロトールのために、入院がすくなかったのが、せめてもの救いです。ありがたいです。

今日は、患者さんから先生の好きなものといわれて、黒ウーロン茶を頂きました。どうしてしってるの?と聞いたら、ブログをみているといわれました。

びっくりです。

2010年9月26日日曜日

帰国

本日、帰ってきました。飛行機は14時間でした。長かったです。いきは、ユナイテッドだったので、帰りはANAにしたので、はるかに楽でしたが。明日から、またガンガンと働きましょう。

2010年9月24日金曜日

TCT



朝5時からランを一時間してから、ワシントンキャピタルまで走りました。その後にTCTの会に参加しました。メイン会場は、巨大なスクリーンがあり、そこでcoronary およびendoの部屋の様子もみれました。いつもなら、移動を繰り返すのをしなくてもすんで、よかったです。

やはり、内容はTAVIがメインですね。リスクの高い患者さんの大動脈弁や、僧帽弁のカテーテルによる治療のライブをみさせてもらいました。

将来は、SCVCも心臓外科ができるようになれば、TAVI、ステントグラフト、CRTD,など、幅の広がるインターベンションが可能になると思います。

楽しみ、楽しみです。

2010年9月22日水曜日

ワシントン



TCTという学会で、火曜日の午前中に外来と緊急のカテーテルを2件含む5人の治療をしてから、午後に出発しました。ユナイテッドでワシントンに直行でしたが、13時間のって、ついても、まだ火曜日で、やることがないので、ホテルからホワイトハウス近辺をランしてきました。明日は時差解消のために、フラフラする予定です。

2010年9月18日土曜日

モービルCCU


北見に不安定狭心症の方がおり、モービルで搬送です。僕も車で一緒に搬送してもらっています。
2台目の新しいモービルですが、LEDのランプが目立っています。
職員の協力がなければ、できません。

札幌では同時にモービルが2回でて、緊急カテーテルを3件現在やってくれています。


感謝です。

北見で食事



昨日も北見で大好きな鳥一で、焼肉を食べました。あきらかに2000カロリー以上ありそうです。
洛和会京都血管内治療センター センター長の上田先生から勧められた黒烏龍茶を飲んで、脂肪吸収阻害をして、なんとかしましたが、やはりそれでは不十分であり、昨日は、病院からホテルまで3kmと本日ホテルから病院までサイクリングロードをランして4kmを走ってきました。

一時 Niki+ipodで走っていましたが、やっとGPSで何キロ走ったかが、わかるアプリを見つけてそれで、時間どのくらい走れるかわかるようになっています。そして、googleマップでルートもわかるようになっています。

今年もペット、冠動脈CTA、胃腸系などの総合的なドックをうけています。早期発見と、予防の意味で体重コントロールおよびトレーニングはかかせません。
それは、自分の人生だけではなくなって、たくさんの職員およびその家族を背負っていくので、しっかりしていかなければ、いけないということと、CEOおよび医者として、強い折れない心に磨きをかける必要があります。

来週からTCTでワシントンにいくので、学会と、飛行機と、ランニングが大変楽しみです。

2010年9月17日金曜日

携帯電話

本当に便利だと思います。病院からの連絡のみならず、患者さんからのコールにも答えられます。

あと、病院にいなくても、病院にかかってきた僕あての電話を転送して、携帯ででても、かけたほうからは病院でとったように感じてくれます。
患者さんの依頼など、事務職員が僕に必ず連絡をとってくれます。

紹介する側からすると、電話をかける行為はストレス以外なにものでも、ありません。ですから、できる限りそのストレスをなくするために、しなければ、いけないことはすべてSCVCの方でする必要があります。不在時の電話のかけ直しも相手にさせてはいけません。電話番号を聞いて、こちらからかけ直します。こちらがかけるときは、電話がつながらないときは、こちらからかけ直しをします。あくまでも、一手間は当方のほうでやるようにしています。
第一は患者さんその次は、紹介してくださる先生、救急隊員の方々、その次に、当院の職員が僕からみた サービス対象になります。
いい心のこもったサービスができるようにみんなで努力していきたいと思います。


2010年9月16日木曜日

加藤先生のCTO




今回は、3例でした。

1)LAD CTO 7fr JL ではいっています。一例は、アンテから、パレレルで通過しています。高齢者の女性であること、石灰化が強いことから、LMTが立ち気味のかたで、このようなケースはLMTのinjuryがおきやすいので、通常は8frではいるところが、ガイドは柔らかい7frを選択しています。Xtでワイヤーをコントロールして、2本目も、ワイヤーがXTでコントロールできずConqで通過させています。Conq 9,12 8/20のワイヤの特性の違いを勉強させてもらいました。
2)LAD CTO 通常の8fr 7frシステムで、sep^sepのレトロが通過せずにで、RVからLADのretroを通過させています。このようなチャンネルのワイヤーの選択、その理由を勉強しています。使用ワイヤーは、sion blueでいけるところまでいって、最後のひとゴエをFCでいつものようにPVCとともに、通過しています。いつものように、ワイヤーのshapeも勉強しました。retoroチャンネルは、FCおよびXTという選択とは別にsion blueなどの14のball tipのワイヤーが選択されます。大きな理由は、レトロチャンネルの本幹以外の細かい枝には、入りにくいいうことです。とくに、今回のRVはコルセアによるしゃくとりをしますので、血管の走行がかわってきます。ですから、sion blueで安全にいけるところまですすめるのです。なぜ、FC XTが危険かは、滑りのせいでこまかい枝に入りやすいことと、先端のチップの荷重が固くチャンネルを壊す可能性が高いからです。
ここらへんの理由は、一緒に勉強しないと理解しにくいかもしれません。
見学がかたが6人来られましたが、このRVからLADに通過させる手技をみて、感動していました。この症例は、コルセアがLADまでもっていけず、そのためにRCARTは、最後の選択になり、いわゆりKissing wireでantからkonqで通過しています。
コルセアが通過しなかった理由として、ガイドのバックアップがALといえども、弱いこと、もし通過させるのであれば、アンテから2.5のバルーンで血管内アンカーをしてみる方法があります。
でも、通常のreverse CARTにもっていかなかった最大理由は、RVからLADにぬけてから、ワイヤがまがってLADにあがっていきますが、その時にワイヤーをくるくる回して操作すると、その曲がりのところで、ワイヤーがねじれてしまう可能性があり、少なくともワイヤーを操作するときは、そこの曲がりまでコルセアでカバーしてからやらないと危険と判断したということです。

写真です。

3)アンテからXTで通過しましたが、シネの読みと違うところから通過しましたが、これも勉強になりました。

最後に一時間加藤先生を交えて、MEともども、一時間の症例検討をしました。大変有意義な時間でした。

毎月やっていますので、朝日インテック、セントジュード、Volcanoなどさん経由で勉強に来られる方も多いので、ぜひ勉強にきてください。

一緒にスキルアップしましょう。

2010年9月15日水曜日

小沢さん

昨日から、今日の朝のニュースは、代表選の話が多いです。サポータなどの地方議員の票で大差ですが、総取りでの評価になるので、全体的には、6:4ぐらいでの差だそうです。
もともと、大勢派に属するのが好きでない自分としては、いわゆる小沢の強い支持派なんでしょうね。ネットとかでも、そのような気がします。いつものように、通常の人の考え方とは、ずれているのでしょう。

それが、自分にとって、いい方向に向くように努力していかないといけませんね。

今日は、加藤先生のcTOです。6人くらいの見学の方が来られます。勉強しましょう。

2010年9月12日日曜日

日曜日です。

緊急の患者さんを含めて、5人のカテーテルがあります。今日しか休めない人がその中で2人います。
いつもは、土日は、カテーテルアブレーションをしているので、日曜日になにもしていないほうが珍しくなってきています。

でも、それでも、スタッフが気持ちよくやってくれるので、ありがたいです。

2010年9月11日土曜日

患者さんから学ぶ

外来やカテーテル治療を通じて、ひとりひとりからたくさんのことがいまだに学ぶことができます。学会、本から得られる知識とは、別にです。

医者は偉くなると、外来の数も減り、カテーテルについても、人まかせ、カテーテル前、後のことはわからない。まして、外来でフォローも少なくなる。

そのような状況では、学べる機会が極めて減ります。外来、入院、カテーテル、そのフォローまで全部関わることで、自分自身がスキルアップできるのです。

CTOについては、一例一例から学ぶことがたくさんあります。同様なことが、外来、患者さんへの説明中などにあります。

たくさんの患者さんから様々な勉強をさせてもらって知り得る真実からそれを信じて患者さんを救う手助けをする必要があります。

そのようなことを次の世代に伝えていきたいです。

2010年9月10日金曜日

今週は、有意義な話がたくさんありました。

言霊 ことだま

以前にも、書いたことがありますが、いい方向に考えたり、それを言葉にだしたりするとそれが実現し、逆に悪いことをいったり、人を非難したりすると、悪い方向にいきます。

どんな状況でも、悪口をいうことなく、前向きにやっていくことがいい結果をだします。

いろいろと楽しみが増えました。いろんな人に助けられてここまできて、ここからさらなる発展もいろんな人の協力でできそうです。

感謝感謝です。

2010年9月6日月曜日

SSD for CTO

長い BKのCTO病変に対して、SSDがとても有効でした。今後、手元をアップしますね。

動画では、POPから ATAまでつながってみえますが、あれはコラテラルですので、ワイヤーは、なんにもないところにスルスルと通過していきました。
ワイヤーのshapeと回しかたが、ポイントです。

トルカーなしで、高速でワイヤーを回して、すすめていきます。動画のように勝手に進んでいきます。
ATAに通過したあとは、pedalで、PTAにXTを通過させて、trans colのSSDです。

最後はワイヤーをシースにいれて、KBTで、終了です。

使用システム、 6frテルモロングシース、一番槍、XT 300cm デジャブ、バルーン3.0 2.5 6mm です。

アクアクララ


アクアクララという水をいれました。患者さんが、薬を飲んだり、喉が乾いたときに、飲んでもらうためです。
やはり、水道水よりはいいでしょうということで、購入にふみきりました。
おいしい水を飲んでもらって、健康になってくれたらいいなと思います。

2010年9月3日金曜日

見学

昨日は、2施設からの見学がありました。カテーテルクリニックでの業務の内容や、カテーテル室の動きを参考にしたいという希望でした。

当院のうりは、冠動脈CTAとバスキャララボと柔軟なMEの3本です。これがうまく、連動することにより、CTを10から20件が、即日回答が可能であり、全身の動脈硬化の見逃しをなくします。3年かかって、システムはどんどんよくなって、日々進化をしています。

いろんなところとの交流および研修で、さらに究めたいと思います。

一床あたりの効率を世界一にしたいですね。

2010年9月2日木曜日

9月になりました。

今年も三分の二が終了です。無事に終了です。感謝ですね。

民主党の小沢さんがついに、でました。管さんとの対決です。よかったと思います。管さんは、対立相手がいるといきいきとして、野党時代は輝いていました。それが戻ってくれるといいと思います。
小沢さんは、この逆風のなか、よく決心してくれたと思います。たぶん一部のコアなファン(僕もそうですが。)は、うれしいと思います。心臓も悪く、表にたつことも、大変だと思いますが、本来の民主党らしい政策を実現するには、仕方ないと判断したのだと思います。

これで、国民がまた中身のある政策論争に目をむけてくれるといいと思います。

いま読んでいる本に正義とは本があります。勉強になります。

2010年8月31日火曜日

民主党

代表戦がマスコミを賑わしています。本物の政治家の小沢さんがでるかも、しれません。去年の民主党が勝った最大要因は、政権交代によるメリットを期待していました。馴れ合いからの脱皮です。で、政権交代してみて、いろんなことが変わりました。鳩山さんのときは、そのような感じでした。マニフェストの実行にちからをいれていました。いまは、マニフェストの修正と、以前の自民党政治のような感じをうけます。参議院が負けたことにより、政治的に不安定になるので、各党とのすり合わせが良い方向にむくことを期待します。

小沢さんに対する、世論調査は首相に支持するが一割しかいません。不思議なことに、僕がよくみるライブドアのブロゴスというコアなブログが集まっているところの調査では、管さんより支持率が高く60%が支持していました。多分、政治に興味があり、テレビや新聞からの情報だけではなく、ネットやいろんなブログでたくさんの意見を聞いてる人は、小沢支持が多いのしょう。世論、民意というみえないものの怖さですね。

一個人としては、小沢さんに総理になってもらって、政権交代、小選挙区制、小さな政府などのメリットをその剛腕でみてみたいものです。
多分、でないかもしれませんが、その場合はいままでどうり裏から力を発揮してもらいたいです。

2010年8月28日土曜日

今日は、アブレーションと、PCI

結局、PCI4件、CA6件でした。明日は、5件のCAがあります。

油断しないように、がんばりましょう。

土日曜日は、カテーテルアブレーション

10件が予定されています。鵜野先生およびSCVCスタッフにがんばってもらいましょう。

ついでに、僕がかえってからPCIを2件いれています。

たくさんの患者さんい頼ってもらって、ありがたいです。感謝、感謝です。

2010年8月27日金曜日

静脈瘤 医療講演 ストッキング


当院の性格上、下肢静脈瘤の患者さんが多数こられます。エコーで静脈瘤の程度を把握して、まずはストッキング治療を勧めています。そのために、当院から数人の看護師をストッキングコンダクターの資格をとってもらうために、学会での勉強をしてもらっています。そのおかげで、ストッキングのサイズ選びや、日常の相談なども患者さんにやってもらっています。

そして、医療講演もしてもらっています。看護師だけの講演です。

静脈瘤で苦しんでいる患者さんは結構多いです。そのために、医療講演です。
頑張りましょう。

STAR




バイパス術後で、LCXの閉塞で、バイパスがわるく、治療をしています。

バイパス経由から、ワイヤーは、Filderでいけるところまでいき、やはり硬いために、ulitimateに変更。
アンテからは、8FrSB3.5で、Corsairバックアプで、XTが通過せず、入り口があっていることをIVUSで確認してから、UL3.0 Mircle12にして、やっとワイヤーが挿入できた。IVUSガイドで3.0のreverse CARTしてワイヤーをpull throughした。

その後に、#14の治療は、アンテからCorsairでxTで操作も途中で固く入らず、ULtimateもだめで、Conqでワイヤーが進んだが、造影ではfalse lumen

手前病変が固く、また末梢も細く、retorチャンネルもないことから、パラレルよりも、STARによるrecanalizationをした。

Filder FCを高速でdrillingさせて、小さなブランチにワイヤーがはいるように操作をくりかえす。そうすることによって、心筋に養うブランチにflowをだすことが可能になります。そのような手技をくりかえし、corsairから造影すると末梢がでるために、バルーンで治療しています。

STARtechniqueは、最近は本幹でやることはすくなく、このように小さな枝がfalseになったときに、ワイヤーを操作して、故意的に心筋にいくサイドブランチにワイヤーを何回か通過させて、flowをだしてやる方法で、flowを回復させます。

この方法を知っていると、乖離でflowがでなくなったときに、flowを改善できます。

2010年8月25日水曜日

札幌

仙台は暑く、CVIT学会は昨日は最終日にもかかわらず、たくさんの人が集まっていました。ホテルをでると、井上先生と偶然会い、たくさんの人が集まったことに対して、喜んでいました。朝は、仙台厚生病院でライブをさせてもらいました、やはり患者さんの家族を入れて、それにドクターが説明をするシステムは素晴らしいと思いました。いつも思いますが、ライブになれた病院でのライブはとてもやりやすいです。スタッフの動きに無駄がすくないので、そこまでこちらが気を使わなくてもいいので、楽ですね。井上先生、仙台厚生のスタッフに感謝です。
その後、治療後に患者さんと家族の人によかったですねといってから、昼と午後の発表をして、札幌に帰ってきました。昨日は火曜日にもかかわらず、みんな5時には帰ったみたいです。
今日は、水曜日で午後から医療講演があります。

2010年8月22日日曜日

SSD

いま、仙台です。朝のdutyが終わりました。。

大阪の迫田先生が昨日のBKクラブでSSDを発表したそうですが、受けなかったと、嘆いていました。

SSDは以前も書いたとうり、BKのCTOに関しては、マジックのようにGWが、true を抜けていきます。トルカーなどをつかわずに、指でこねるようにして高速のdrillingをします。あとは、ワイヤーが進みたい方向にいきますので、あっていると思えばすすめていき、枝に入ったとおもったら、引き戻し再度試みます。

つい最近も、ATAの10cm以上のCTOを簡単にあけれました。これを覚えてから、CKのCTOは楽勝です。冠動脈と同じようなちまちましたワイヤーで時間をかけて、通過させる手技から、高速ドリラーで簡単に通過させる方法をマスターした方がいいと思います。

ATAの完全閉塞でまったくどこにワイヤーをすすめていいか不明ですが、SSDでワイヤーが導かれます。

動画にしてみましたが、ワイヤーが高速で回りながら進むところがうまくみえなくて残念です。
下に見やすくしていますが、右の拡大ボタンで拡大するとワイヤーのうごきがみえます。

2010年8月20日金曜日

CVIT仙台

いよいよ始まります。僕は、今日から北見に入り、明日は、北見から仙台にはいって、日曜日のdutyを消化して、一度札幌に帰って、月曜日に外来をして、夕方に最終で仙台に入り、火曜日に仙台厚生でライブをさせてもらいます。当院から菅野、宮本をつれて、勉強にいきます。

2010年8月17日火曜日

CTO


#12のCTOのケースです。#13と#12に虚血があり、治療をしています。
#13を治療後に、PLから#12のretroチャンネルをコルセアとsuohで通過しています。蛇行がつよく、ワイヤーのトルク特性がいいこと、先端荷重が弱いことから、XTおよびFCより、suohが選択して、たくさんのVPCとともに、通過です。

#12をReverse CARTで治療後は、やはりコルセアの通過したあとに、perforationが認めます。
最近思うことに、以前では通過できなかったチャンネルを通過できる技術をもつことによって、レトロの可能性は広がりましたが、チャンネルのパーフォレーションの比率が高くなっています。
いままで、通過できなかったようなチャンネルをコルセアと、ワイヤーの選択により、通過できるようになって、そこをコルセアが通過することによって、チャンネルのパーフォレイションは増えるのかもしれません。

ある意味注意が必要です。チャンネルのルートを写真でのせています。

あとこのチャンネルをなぜ、suohなのか?わかりますか?

2010年8月15日日曜日

カテーテルアブレーション

土曜日から日曜日にかけて、8人のかたの治療を鵜野先生にしてもらいました。先程、終了です。うちの院長がびっちりついて、患者のフォローをしています。

心房細動に対するアブレーションの恩恵をもっと広めたいと思っています。

2010年8月14日土曜日

座右の銘


もともと、この言葉にあたるものは、もってないのですが、近いものとして、
Active and Aggressiveという言葉を若いころからずーっと使っています。
常に元気に前向きにをモットーにしているわけです。

昨日、ラン中に本屋さんによって、いいものを見つけました。

座右の銘というタイトルの本です。いろんな人の言葉、ことわざがのっています。いわゆる先人の知恵がぎっしりつまっています。

このような本を見つけると、うれしくなります。時間をかけて読破します。

2010年8月12日木曜日

定例の懇親会






今回は、フルーツとケーキで、懇親会です。マンゴ、ドラゴンフルーツなどなど、ケーキも手作りなど、たくさんの食事をレオックさんが用意してくれました。みんなで、楽しく食事です。今年の忘年会も楽しみです。

職員のおかげで、SCVCの繁栄があります。職員への還元のひとつです。

2010年8月6日金曜日

お褒めの言葉に感謝です。

患者さんからメールをいただきました。

一部抜粋させてもらいます。

ステントによる冠状動脈の狭窄部分の治療をしていただいた○です。

現在は胸の痛みもまったく無く、普通の速度で歩いてもまったく息が切れません。

本当に劇的な改善に自分でも驚いています、これもひとえに、わずかな兆候を見逃さず専門医での検査をアドバイスいただいた

ホームドクターの○先生、そしてハートセンターの藤田先生とスタッフの皆さん、本当に感謝です。(^^;

実は、専門医での受診を薦められたとき、どこの病院に行くか(自分にとって最善の病院とは?)迷いましたが、私が選んだ最善手は

ドクター全員のスキルが高いプロフェッショナル集団がいる病院しかないとの考えに至り、こちらの病院で診ていただくことにしました。

そして、その選択は正しかったと確信しています。

藤田先生そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。m(_ _)m


患者さんからこのようなメールをいただくと、本当によかったと思います。


プロフェッショナルな集団として、医療、サービスとも、一番を目指します。


感謝感謝です。

口コミチェック

ネットで、定期的に当院の評判で問題がないかチェックをしています。多くは、ネットにのっている意見は悪い評判が多く、心が苦しくなりますが、これもチャンスと思いチェックをしています。
その意見から次につなげるようにしていかないといけません。

最近、おなじことをなんども聞かれることにたいして連絡がとれていないという指摘がありました。

これは、事故を防ぐために、確認をする作業をするためかもしれません。

今度聞くときは、同じことを聞くかもしれませんが、確認のためですがと、一言を付け足せばいいのかも、しれません。

医療において、ミスは許されませんが、人から人への伝言では、ミスする確立は多くなっていきます。ここらへんが難しいところですね。

2010年8月5日木曜日

CTO




LCXのダブルCTOです。アンテから#14-1、レトロから#14-2を通過させています。

RCA→AC→LCXの経由です。まめな先端造影とワイヤー操作で通過です。このときは、corsairとfilder FCでしゃくとりむしのように徐々にcorsairをあげていきます。そしてチャンネルをのばしていきます。ですからそのときのfilderのうごきは、ものすごくループをしてすすんでいきます。当然PVCもでます。であるところで、スルーとぬけます。

なんだかんだいいながら、今週はCTO加藤先生の4症例あわせて、10例でした。

2010年8月4日水曜日

加藤先生のCTO




本日は4症例でした。一例バイパス経由からのレトロ以外は、予想に反してすべてアンテから通過。
実際のレトロチャンネルの操作はありませんでしたが、どのチャンネルを狙うか?ワイヤーの選択、ワイヤー形状のつけかた形などを、OJTでみんなで勉強しました。本日は、ドクターが7人の参加で、大変盛況でした。写真のように、カテーテル室のなかで、加藤先生の近くでしっかりと勉強できます。
恒例の治療後のカンファレンスで、deepな勉強をさせてもらいました。

ワイヤーのトルク特性について、レトロチャンネルの見方について、ガイドの選択などもありました。良い治療を一例づつ丁寧に、試行錯誤されながらの治療は、大変勉強になります。

通常のライブでは得られない勉強です。



自由参加です。術衣、昼飯、カンファレンスの食事付きです。みんなでスキルアップしましょう。

Reverse wire





RCA cTO の治療です。LADからは、1st Sepから3本ほど、チャンネルがあります。しかしここは、ワイヤーが通過しませんでした。予定どうり奥のsep、PLchanなどを施行もうまくいかず、reverse wireをクルセイドに仕込みsepにワイヤーをいれることができました。

あとは、corsairからの選択でさくさくです。

reverse wireの方法がなければ、sepにワイヤーをいれれませんでした。

SSD





SSDとは、HDのかわりのパソコンの部品ではなく、ワイヤーの操作方法です。
これは、Extremeをキリのようにものすごい高速でdrillingすることです。この方法により驚くほど、末梢血管とくにBKではワイヤーの通過性が著しく向上します。

症例のようにPOPからBKの分岐まで閉塞しています。

POPからExtと一番槍で、ワイヤーの進む報告にSSDをしていきます。ワイヤーが進みたい方向にいかせるのですが、あきらにちがうときは、もどってやり直しです。この症例はPAにワイヤーが通過しています。その後に、バルーン後にPTAにワイヤーを通過しなおして、そこから、末梢からATAにワイヤが進みretroのSSDで本幹にもどってきています。
それをスーテニールでキャッチして、ATAのワイヤーを末梢まで引き戻しながら、キャッチしたスーテニールをATAの末梢まで引き込みます。あとは、KBTでうまくいきました。

この症例は、SSDができなければ、ワイヤーは通過しなかったと思います。

SSDの略は,sakota super drillingの略です。末梢の血管ではものすごく効果的です。CVITでも一部発表されます。