札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2008年3月15日土曜日

今日は春みたい。

朝に一番で、北見の北星病院の外来にきました。昨日は、神戸でCAS(頸動脈ステント植え込み術)の講習で、休んだ分。40人超える患者さんが来ていました。カテーテル検査治療も、毎週5-6件とたくさん患者さんがいます。今年になって、この厳しい状況でも、100人のPCI(カテーテル治療)はできるくらいの体制をつくりたいと思っています。SCVC(札幌心臓血管クリニックの略)でも、検査、治療がたくさんできるような体制をつくっていきます。
でも、前の病院より、より患者さん一人ずつにちゃんと目が届くような医療を展開したいので、ちゃんと分をわきまえてやります。とくに、カテーテル治療では、以前は適応の決定および治療にしか関与していませんでしたが、今度は、説明からすべてに関与していきたいと思っています。
病院が大きくなり、失うものを、僕は大切にして、医療の原点に戻ります。誰がなん言っても、患者さんが第一です。だから、24時間救急もやるのです。
カテーテルが危険だとしっているから、64列のCTA(CTを使用した冠動脈造影で、通常のCTではできません。とくに、SCVCのやつは最新で、いいものを使用しています。)で、不要なカテーテルを減らしたいのです。かかりつけの患者さんが、困らないように、僕の個人の携帯の電話番号を教えるのも、患者さんのためです。
僕にとっては、どれも当然のことだと思っています。
SCVCでは、藤田が長年培ったすべての技術を志を一緒にする仲間と患者さんに還元していきます。

6 件のコメント:

beat さんのコメント...

藤田先生、こんばんは。
先生の発信する「患者さんが第一です」「患者さんのためです」の言葉には、心を揺さ振られます。
私は、どんなに手間のかかる、時間を必要とする事でも、それが患者さんのためになる、患者さんのリスクを減らすためであれば、積極的に取り組もうと思っています。
先生のブログを読むたびに、くじけそうになる気持ち、折れそうになる心が、奮い立たされよみがえります。
先生の言葉、考えをもっと近くで感じたい思いがつのる、今日この頃です!

匿名 さんのコメント...

いろいろ文章を書かれるのは先生の自由ですが、以前の病院を悪く言うのはいかがかと思いますじ、読んでいるほうもあまりよい気分ではありません。
ご自分のことで退職になったのですから、これからのことだけ、書かれたらいかがでしょうか

rotaman さんのコメント...

beatさんありがとう。匿名さんへ、前の病院を悪くいってるようにみえるんですね。気をつけますね。
でも、大きな病院しかできないことと、大きな病院だからできないことが、見えてこないと、たぶん理解されないと思います。
そして、僕は自分がいた頃の徳洲会は、大好きです。そして、なにより理事長は、今でも大好きですよ。
徳洲会が徳洲会らしくあって欲しいと願っています。

匿名 さんのコメント...

先生こんにちわ。
開院まで後半月ですね。きっと2週間後の今頃、病院の皆さんの心の中で「明日からもっと頑張るぞ!」と連呼してるのでしょうか。
何か新しいことを始めようとすると、良く言ってくれる人もいれば、悪く言う人もいるでしょう。前の病院の裏サイトのコメントも見ました。驚きました。呆れました。逆に病院や患者さんを大事に思う職員の言葉に感動もしました。前の病院の良かったことも悪かったことも、先生の胸に納めて頑張ってください。これから数年後、「先生が去った後患者さんのために頑張ったよ。」という言葉と「先生とともに患者さんのために頑張ったよ。」という言葉を聞けるよう祈っています。

rotaman さんのコメント...

ありがとうございます。
そのとうりですね。がんばりましょう。

匿名 さんのコメント...

2008/03/16 13:59に書き込んだ人へ
>読んでいるほうもあまりよい気分ではありません。

だったら、わざわざこのブログを見に来なきゃいいだろ?
いちいち、ブログの主に指図するなよ。