札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2013年4月12日金曜日

心房細動

ハートリズムセンターが稼働し、外来も毎日やるようになり、ついに念願であった北見での鵜野先生の不整脈外来が始まりました。

心房細動は、多く認める病気ですが、脳梗塞などを起こすことがあり、抗凝固薬を飲まなければいけない病気です。人によっては、胸痛などの症状で苦し
以前は、このうような病気に関しては、発作性に関しては、発作予防薬の投与、持続型に関しては、脈拍のコントロールをすることしかできず、ワーファリンなどを飲み続けなければいけない状況でした。

ここ5年くらいで、この心房細動に対して、カテーテルアブレーションという治療が確立してきています。発作性に関しては、かなり確立していますが、持続型に関しては、発達途中です。しかし、当院の鵜野はこの治療に関しては、治療件数および治療内容に関しては、日本3本の指に入る先生です。いままでは、東京という地で、治療をしていましたが、4月から北海道のためにアブレーションを広め、確立するために、札幌ハートセンターにハートリズムセンターを設立しました。

昨日も外来に、まだ若く、心房細動で脳梗塞、腎梗塞を起こして、ワーファリンを飲んでいる方が来ました。左房の大きさも大きくなく、アブレーションで治療ができれば、今後の梗塞のリスクがなくなり、ワーファリンも止めれます。そしてなによりも、心臓の機能が温存できます。

北海道内では、この心房細動に対するアブレーションの治療の普及が大変遅れています。そして、やったとしても、とてつもなく、時間がかかり、かつ再発を繰り返します。

心房細動は、治せる可能性があるということを、今後どんどん宣伝をしていきたいと思います。

2 件のコメント:

yuzu さんのコメント...

私がSCVCの開業時に不整脈外来を受診して、もうまる5年になります。
鵜野先生にはその1年前にカテーテルアブレーションを受けていますから、6年が過ぎようとしています。
本当に歳月の過ぎるのは早いと思いました。
それまではアブレーションという言葉も聞いたことはなく、何年も抗不整脈剤を許容範囲ギリギリまで飲んでは、連日急患室で点滴を受けなければ治まらず、泣きたくなるような日々を送っていたのが今は夢のようです。
職場の廊下を足早に歩けば、ふっと意識が遠のき倒れた痛みで我に返ったり、様々なことがありました。
今はそこそこ元気で仕事を続けられるのも、鵜野先生のおかげです。
6年前ほかの科を受診した時、鵜野先生を紹介されたからこそ、今の私があります。
これからはたくさんの患者さんが救われますね。

匿名 さんのコメント...


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