札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2023年3月1日水曜日

人生3回目の入院。

 研修医の頃にマイコプラズマ肺炎で、入院させられたことがあり、その後に、腰椎ヘルニアの手術のために、4日間入院することがありました。


今回は、何と訳ありの三週間−四週間の入院ということで、半ば緊急で入院をしています。

20日に右の太ももの腫瘍摘出術をうけました。久しぶりの全身麻酔で、寝たきりが一週間の覚悟でした。

予想通り、前回のヘルニアの手術のときも、あっというまに終わった気がしていましたが、今回も手術室で、酸素を嗅がされてプロポフォール(マイケルジャクソンが使って死んでしまったやつです。)をいれたら、気がついていたら、部屋に戻っていました。みると9時から6時間は過ぎていましたね。その日は、寝ていました。翌日はエピ(硬膜外)が効果あり、右の足首しかうごきませんでした。22日でベットでリハ、23日には、やはり地獄の尿道カテーテルを抜いてもらいました。術後の2日間は看護師さんが体位交換のために、頻回にきてもらい。

尿道カテーテルがはいっているので、シモをしっかりあらってもらい。からだの清拭も初めてうけました。車椅子が可能になったのが、25日でした。途中で、ベンがでていないという理由で、浣腸をされて、紙便器に排便させてもらっています。なるべ術後は紹介のないプロテインバーばかりたべて、便をでないようにしたのでしたが、無駄な抵抗でした。いまは、歩行器、松葉杖の練習になってきています。ただ、左の大腿の筋肉と神経を切除しているので、膝が曲がらない予定でしたが、なぜか曲がります。ただし、膝抜けがおきやすいので、装具は必須ということです。


気づき。

あらためて、看護師さんって患者さんのそばにいて、大変だなと思いました。僕の主治医はとてもいい先生です。でも、僕と同じで朝ちょっと顔をだします。でも、医師は、患者さんの顔、症状とデーターをみればいいので、それで十分だと思います。入院中は、とくにベッド安静の時期は、なにもできず、とれず、看護師さんには、必要最低限のお願いしかできませんでした。患者さんは、そんな感じでみているとおもうので、去り際になにか本当に必要なことはないですか?と聞くことが大切ですね。

SCVCの療養環境がやはり酷すぎる。なんとか早くしてあげたいと思いました。

これからは、松葉杖の生活になります。でも、カテーテル、外来はできました。たぶん、自転車も乗れそう。

コロナで、会議がズームをつかって簡単にできるようになったために、24日から、ズームで朝6時回診。その後に問題があれば、ズームでカテーテル室と画像をみながら、相談が可能になりました。


このシステムがあれば、僕はSCVCいなくても、そのクオリティーを担保できるといい実験になりました。

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