アスリートでゾーンにはいることがあると聞いたことがある。
その条件は、極度の緊張と、あることに集中したときにおきるらしい。
僕もカテーテル治療のなかでも、CTOの患者さん、心機能のわるいロタケース。うまくいかないときに、死亡のリスクがある患者さんを治療するときは、とても緊張します。他人からそうみえないですが、でも、その緊張は、僕にはいいことで、予想どうりにうまくいかないときに、意識が集中してくると治療している血管が3Dで浮き出てみえてきます。そして心臓がうごいているのも遅くなってとても、治療がしやすい状態になってきます。血管でワイヤーとか、ロタバーとかがどううごいているのかが、スローモーションでみえてきます。で、時間の感覚がなくなり気づけば、1時間とかあっというまにすぎます。
たぶん、これが僕なりのゾーンにはいった瞬間なんだと思います。治療の進行具合や緊張度合いにより軽くはいっているゾーンや、究極のゾーンがあります。
そてはカテコラミンと出ているせいなのかわかりませんが、パフォーマンスがとてもあがっている状態だと思います。
そのあとは、気分もとてもよく、ハイがつづきますが、夜は疲れてしまいます。
ということで、緊張は、プラスにはたらきます。
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