飛行機でいきましたが、北見より30分も早くついてびっくりです。
本日も、先生の手技がどうして早いのでしょうかといわれました。
理由は、簡単です。ムダを省いて、5手先を読むからです。無駄をはぶくとは、具体的には、PCI中によく陥る無駄な時間は、ガイドカテーテルをいれます。造影します。それから、ワイヤーをだします(これで30秒以上)。ワイヤーと通過させてから、IVUSをセットアップしていれます(これで、間違えば5分)。IVUSをいれてから、バルーンをだします(30秒)。バルーンをかけてから、ステントを出す(1分)。これをガイドをいれているときには、ワイヤーをIVUSがすでにセットアップしとおき、ワイヤーいれたら、すぐにIVUSをいれます。IVUSが抜けるまえに、つぎのバルーンを決めてバルーンをださせます。そして、ステントも大きさおよび長さをきめておきます。もし、長さに迷う場合は、カテーテル台の近くに2-3種類のステントを箱から出さずに、もたせておきます。バルーン後の反応、かい離の程度で、その中からステントをすばやく選び、ステントをいれおわったら、IVUSを間髪いれずに、いれます。このようなデバイスの待ち時間を省くだけでも、手技は極めて早くなります。おおよそ、7分以上はちがうと思います。7分あれば、通常のバルーンステントは終わります。
そして、5手先をよむということは、いまの一連の流れ以外の手技が必要になることを読んで、デバイスや薬剤を前もって用意させて、ここでも時間を省くことができます。
また、ガイドワイヤーの操作も、CTOや難しい時を除けが、トルカーをつける時間を省くことも、有効な方法です。デバイスの出し入れもはやくするとくに、バルーン、ステントを抜くときは、デバイスを引っ張って抜くのでは時間がかかるので、ワイヤーをいれて抜く方法をつかうなどがあります。
コストダウンと同じで、こつこつと無駄を省くことが、時間が短くなり、かつ、シンプルスマートになり、患者さんにとってよい方向にむくのです。
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